Vol. 30
10月5日、「塗魂(とうこん)ペインターズ全国会議in横浜」が開催された。塗魂ペインターズとは、全国の塗装会社が加盟するボランティア団体。10月1日にNPO(特定非営利活動)法人になった。前年から26社増えて現在は約230社が加盟。160カ所でのボランティア活動の実績がある。開催場所である横浜の地に、全国から加盟している塗装会社の社長や協賛メーカーなど約300人が集結。過去最大規模での開催になった。
塗装ボランティア、230社加盟
13年目でNPO法人に
塗魂ペインターズ全国会議in横浜に参加した、塗魂ペインターズメンバーと関係者の集合写真。300人を超える参加があった
三代目への移行発表
同団体は2010年に発足し、今回が13回目の開催になる。今回の主催は神奈川エリアのメンバーだった。エリア長である相馬工業(神奈川県平塚市)の相馬純社長は、会議のテーマを「繋ぐ想い、新たなる想い」であると発表し、「現在までで一番大きい規模で全国会議を開催することができました。若手中心で全て作りました」と語った。
次に会長であるミヤケン(群馬県前橋市)の宮嶋祐介社長が登壇。参加者へのお礼を述べた後、「塗魂家族のみんな、会いたかったなあ」としみじみと語ることから3つの発表を行った。
1つ目は、今年の同団体の目標について。北海道から沖縄まで日本全国たすきボランティア活動を実施すると発表。「昨年は日本全国13拠点でのボランティアを実施しました。2030年には日本全国1000社の加盟する団体になることを目指します」
会長を退任することを発表するにあたり、声を詰まらせる宮嶋祐介会長

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1653号(2025/06/16発行)2面
-
1652号(2025/06/09発行)2面
-
1651号(2025/06/02発行)3面
-
1650号(2025/05/26発行)5面
-
1649号(2025/05/19発行)5面