東海地区で住宅資材の現金問屋、建材買取専門店を運営する圓屋(愛知県東海市)は4月、3店舗目となる建材買取専門店を福岡県でオープンする。
福岡店は福岡空港から車で約30分の場所に位置し、敷地220坪で建物面積は110坪。九州全域と山口県、広島県が対象エリアだ。
3店舗目となる圓屋福岡買取センター
買い取りを行う商品はトイレ、システムキッチン、ユニットバス、洗面化粧台、床材などの住宅設備機器のほか、断熱材やプラスターボード、木材といった建材など住宅資材全般。ショールームやマンションギャラリーでの展示品、倉庫の保管品、誤発注商品など、未使用で使えるものであれば買い取り可能だ。
実際に買い取りを行った商品は、福岡店での店頭販売とネットで販売する。
東英則社長は「一度倉庫にしまってしまうと、使わないケースがほとんど。捨ててもお金がかかります。そのような滞留在庫品を引き受けます」と話す。
買い取り方法は、店頭買い取り、出張買い取り、法人買い取りの主に3つ。買い取り前にLINE査定やメール査定も行っている。
LINE査定はリアルタイムで行っており、友達追加後、品物の写真を送ると価格が提示される。1日10件程度、LINE査定の依頼があるという。
「最近では、買い取られた商品は投資家の方が購入し、DIYで投資物件を改装しています。資材が高騰しているので、できるだけ安い商品を探している人が増えています」(東社長)
東英則社長

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