建築資材商社の晴晴企画(大阪府大阪市)が販売する軽量屋根材「カルカ・ルーフ」が、地震に強い屋根材として注目を浴びている。
人気の高い和風のカルカ・ルーフ天平(上)と洋風住宅になじむカルカ・ルーフ(下)
航空機や船舶にも採用のFRP
晴晴企画の軽量屋根材「カルカ・ルーフ」の特徴は、重さが通常の瓦の6分の1という軽量さ。維強化プラスチック)を使用しており、高い強度を発揮しながら、1坪当たり30キログラムの重量に抑えられる。耐候性、防火性も優れている。
揺れ自体を軽減
この4月に起きた熊本地震をきっかけに、屋根を軽量化することで地震被害から家を守ろうとする動きが高まっている。通常の屋根瓦の場合、重量がある分、地震の揺れによって家を潰してしまったり、家に伝わる揺れが大きくなったりする可能性がある。

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