2021年度500億円目指す
東京電力エナジーパートナー(東京都港区)と、住宅の電気水道設備の設計代行を行うエプコ(墨田区)は8月9日、新たに省エネ住宅サービスを提供する会社「東京電力ホームテック」を設立した。新築・既存住宅において省エネ診断、機器の交換、設計施工をワンストップで提案。2021年には売り上げ500億円を目指す。
新会社の代表取締役、エプコの岩崎辰之社長(左)と東京電力エナジーパートナーの川崎敏寛社長(右)
代表取締役はエプコの岩崎辰之社長。同社は主にハウスメーカーなどからの依頼を受け、電気、水道の給排水菅の設計を代行。さらに作成した図面をもとに、竣工後のアフターサービスも行う。これまで100万件以上の住宅設備設計を行っており、全国に設備工事店、資材流通店とのネットワークを持っている。
東京電力エナジーパートナーの川崎敏寛社長は記者会見で「我々は電力をつくっている会社。これまで越えられなかった電力メーターの先、お客様の暮らしに寄り添った支援をしていきたい」と意欲を示した。2016年から始まった電力自由化、さらに20年に控える発送電分離を見据え、2000万件の電力供給顧客との関係性を省エネリフォームで強化したい考え。

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