ガス事業を展開する日本海ガス(富山県富山市)はキッチンとユニットバスの販売を強化している。ガス事業におけるエンドユーザー窓口であるガスショップとの連携などで、販売台数を増やし、前年度比128%となる4億5000万円の売り上げを目指す。
日本海ガスは富山市を中心に都市ガスとLPガスを販売する事業者。約10万戸に対しガスを供給する。
リフォームはこのガス供給先をメーンに提案。特にガスショップ来場者、ショールーム来場者、4500件のリフォームOB客が主な見込み客となる。販売する商品はキッチン、バス、トイレといった水まわり設備機器が中心だ。
今期は、市況が良いことからキッチン、バスの販売数に力を入れ、大幅増収を目指す。
「ガスショップを展開する関連会社、モット日本海ガスは設立3年目なので、まだリフォームノウハウが構築されていません。そこで今期は顧客から疑問点などがでてきたら同行するなどの地道な活動で、販売数を増やしていきたいと考えています」(エネルギーソリューション本部 地域開発部 ハウジンググループ 高田和朗マネジャー)
ほかにも、キッチンとバスのパック商品のチラシでの見せ方を変えるなどの工夫で、反響増に取り組んでいる。
将来的にはガスの顧客と接点をもつグループ企業との連携で、より積極的なリフォームPRを行っていく。2012年度のグループの連結売上高は247億805万円。

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