2019年度、700億円計画
ミサワホーム(東京都新宿区)は5月12日に2017年3月期決算を発表し、リフォーム事業の売上高は3.7%増の620億円だった。受注高は4.1%増の623億円。主力としている戸建てオーナー向けのメンテナンス工事が伸びた。
同社では今期から今後3年間の新中期経営計画を発表。2020年3月期のリフォーム事業売上高は2017年3月期比で13%増の700億円を計画。達成のために強化するのが旧社宅のような大規模物件のリノベーション。躯体を生かし、それ以外はリニューアルする「リファイニング」という再生手法を活用する。またホテルや専門学校などの案件も抱えており、戸建て住宅以外の改修を増やす。竹中宣雄社長は「これまではミサワオーナー向けのメンテナンス・リフォームを展開してきたが、昨年くらいから変えてきた」と話す。オーナー向けには「まるごとホームイング」という全面改装商品を積極的に推進し単価上昇を目指す。

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