「部分断熱」も積極推進
積水ハウスグループ(大阪府大阪市)は2020年1月期決算で、業界初となるリフォーム売上高1500億円を突破しそうだ。第3四半期決算時点では売り上げ、営業利益とともに計画を大幅に上回る水準で推移しており、いよいよ目標達成が見えてきた。中でも注力し始めた断熱改装、大空間提案が功を奏し始めている。
大空間を実現するファミリースイートリノベーション
間仕切りなくす「大空間」提案を強化
積水ハウスグループの今期のリフォーム事業の売上高計画は前年比7.5%増の1520億円、営業利益は9%増の230億円だ。第3四半期時点での売上高は前年比17.8%増の1145億円、営業利益は34%増の176億円と好調をキープ。このままいけば1500億円超え、かつ計画も達成しそうだ。
リフォームの営業利益率は15.4%と、前年比1.9ポイント上昇。この営業利益率は主力の新築戸建てや新築賃貸に比べても4ポイントほど高く、リフォーム事業は収益貢献の高い事業に育ってきた。

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