東日本ハウス(東京都千代田区・成田和幸社長)は1月26日、初となるリフォームショールームを3店舗同時にオープンさせた。
首都圏内での営業エリア拡大、新規客開拓が狙いだ。


店舗展開はさらに進め、リフォーム営業を強化
最新設備・建材を展示
店舗名はリフォーム「ショールーム華ぷらざ」。東京都世田谷区、板橋区、葛飾区の3カ所に出店した。すべて環状7号線通り沿いにある。
最も広い葛飾区の店舗は43坪。店舗内にはキッチン、トイレ、バス、洗面化粧台といった水まわり設備の他、内外装材を展示した。
営業提案の場として活用していく。各店に3名の営業マンを配置している。
今後は、チラシなどで告知を行い、店舗や開催するイベントなどへ集客していく考え。
同社は今期リフォーム事業の売上高計画を86億円としている。前期実績は約70億円。
一気にリフォーム事業を拡大するための方策として今回の出店が決まった。特に新規開拓に重点を置く。
「新規はOB様に比べて単価が高い傾向にあります。この割合を増やすことでリフォーム事業の売り上げを伸ばしていきます。現状ではリフォーム工事の8〜9割がOB様からの依頼で、新規の割合は高くありません。今後さらに首都圏に2店舗出店を計画しており、さらに新規開拓を進めていこうと考えています」(住・環境リフォーム事業部、石渡哲央次長)。
オープン時に配布したチラシでは、「戸建てリフォームパック」「マンションリフォームパック」をキャンペーン価格で打ち出した。
その他、太陽光発電システム、断熱リフォーム、バリアフリー、水回り商品などを掲載している。
東日本ハウスは東京都千代田区、岩手県盛岡市に本社がある注文住宅ビルダー。売上高546億円(2012年10月期・連結決算)。
最近はリフォーム事業の他、太陽光発電を搭載した新築住宅販売に注力している。

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