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大阪府中古住宅の魅力を発信

大阪府 中古住宅の魅力を発信

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大阪府はこのたび「大阪の住まい活性化フォーラム」を設立し、府民に対し、中古住宅の魅力の発信、リフォーム市場の活性化を図るための啓蒙活動に乗り出した。
中古住宅の魅力的なリフォーム事例を生活者に発信するため、「第1回リフォーム・リノベーションコンクール」を開催する。

リノベーション事例を通じて中古の魅力を発信する
リノベーション事例を通じて中古の魅力を発信する

2月15日(当日消印有効)まで、リフォーム会社からの作品を募集している。大阪府住宅まちづくり部居住企画課住宅施策推進グループの三崎信顕参事はこう話す。

「大坂府には約60万戸空き家があり、年々増えてきています。中古住宅ストックを適切にリフォームして有効活用することが重要です。
このフォーラムでは府民の方に中古住宅やリフォームの魅力を知ってもらい、プロの事業者にはコンテストや研修会、シンポジウムを通じてビジネスの市場環境を整備していきます」

先月15日には、設立記念シンポジウム「住まいづくりの新時代、大阪の住まい力アップのために」を開催し200名が来場した。
立命館大学教授の大垣尚司氏やリクルート住まい研究所の島原万丈主任研究員、リフォーム会社のシンプルハウス代表取締役の山本武司氏らが講演した。

今後も、セミナー、研修会等を通じて、中古住宅・リフォームのイメージアップを図っていく考え。フォーラムには正会員として、リノベーション住宅推進協議会、大阪府建築士会、大阪府建築士事務所協会、大阪府宅地建物取引業協会、全日本不動産協会大阪府本部、住宅金融支援機構近畿支店など、建築、不動産、金融の11団体・企業が参加している。一般企業の賛助会員の募集も行っている。 

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