ミサワホーム新潟は、市内に寒冷多雪地域向け量産型スマートハウスの実証住宅を10棟完成させた。
実証住宅の町並み
「リンクタウン西野中野山(240区画)」内に完成した実証住宅は、太陽光発電システム、HEMS、燃料電池などの設備を搭載。自然環境や気候風土をいかした室内環境を実現する「微気候デザイン」、建物の外部の表面積を小さくすることで熱損失を抑える「エコフォルム」等を採用し、環境共生住宅の認定も取得している。
また、洗面室にパネルヒーターを設置するなど住宅内でヒートショックが起こりにくい工夫が盛り込まれている。
今後は発電量や売電量、エネルギー消費量、室内の温熱環境の推移、外部の気温や湿度など、実生活における具体的なデータを約1年にわたって取得していく予定。そしてその有効性を解析することで寒冷多雪地域向けの量産型スマートハウスのあり方を検証する。

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