積水ハウス(大阪府大阪市)が、民間事業者としては国内最大の「国内クレジット」認証を取得した。
今回取得したのは、同社が運営管理する、国内クレジット制度に基づく「グリーンファースト倶楽部」だ。積水ハウスと積水ハウスリフォーム(大阪府大阪市)が住宅に設置した太陽光発電システムや燃料電池により削減されたCO2排出量が7271トンに上ったため、国内クレジットとして認証を受けたという。
CO2削減効果
「国内クレジット」制度では温室効果ガス排出削減量を認定、排出権取引などに活用できることになっているが、同社ではこのクレジットを用いた排出権取引による売却益は、環境保護活動に寄付するとしている。
同社は2009年から、環境配慮型住宅「グリーンファースト」の普及に取り組んでいる。同制度に対応する住宅は、2012年は新築戸建て住宅のうち83.8%。
CO2削減の仕組み

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