住宅リフォーム業界2位の積水ハウスの業績が好調だ。
2014年1月期の上半期(2~7月期)連結決算は、リフォーム事業の売上高が617億円、前年同期比12.5%増と大きく伸びた。純利益も340億円とほぼ倍増、通期見通しは66%増で過去最高の770億円に上方修正された。
2014年1月期の上半期のリフォーム事業営業利益は約67億円で、前年同期比17%増。当初計画で1220億円としていた前期売り上げは、1255億円へ、35億円上積みした。
同社は2012年1月期に業界では2番目にリフォーム売り上げ1000億円の壁を突破した。その後も、215万戸を超える同社住宅ストックを中心に積極的な販売活動を展開。特に省エネ改修リフォームなどの提案を強化しており、太陽光発電システムの販売にも注力した結果、受注が好調に推移した。営業の人員増強も図り、提案型リフォームをさらに強化する。
また、OB強化に加え、新規客の獲得も積和建設を中心に実施し、2012年度決算では売り上げに対するOB比率が5%伸びた。このペースで成長すると今期の決算で業界トップに躍り出る可能性も高い。

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