売上高867億、営業利益93億円
大和ハウスグループの2014年3月期のリフォーム売上高は前年度比13.4%増の867億円だった。営業利益は51.8%増の93億円と増収増益を記録した。
リフォーム売り上げは約100億円の増収となり、4期連続の2ケタ増を達成。昨年11月に出した第4次中期経営計画の計画値855億円よりも12億円高い数字での着地となった。
同グループのリフォーム事業は、営業(大和ハウス工業)と技術(ダイワハウス・リニュー)で人材の所属企業が分かれていたが、昨年4月1日に統合。大和ハウスリフォームとして分社化し、新会社がリフォーム事業の大半を受け持つ形に変更した。
現在は、新築OBからの売り上げが約8割。特に築20年以上のオーナーとのリレーションを強化し、受注拡大を進めている。新築ストックは約39万戸あるが、そのうち約40%が20年超。今後は毎年3ポイント前後20年超の物件が増加する見込みだ。
一方、一般ユーザーからの受注増の方策としては、インスペクションを強化している。建物状況を明らかにした上でのリフォーム提案により、他社と差別化を図る。また、ロイヤルホームセンターとの連携を強め、ホームセンター内への窓口設置も増加中だ。
今年度のリフォーム売上高は、前年度比9.6%増の950億円。営業利益は2.1%増の95億円を目指す。

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