積水ハウスは2015年1月期決算を発表し、リフォーム事業売上高は前年同期比7.3%増の1341億6600万円だった。営業利益は同6.8%増の149億9700万円となった。
好調だった理由は「グリーンファーストリフォーム」と呼ぶ省エネ性能を高めるリフォームに注力したこと。具体的には太陽光発電システム、断熱改修、燃料電池などを間取り変更を伴う大型改修にからめて提案した。また、全国的に販促イベントを強化したことも顧客増につながった。
なお、主力の戸建て住宅事業の売上高は17.5%減の4270億4400万円。営業利益は25.7%減の488億9400万円だった。
決算発表とともに中期経営計画を発表。2016年1月期のリフォーム事業売上高計画は5.8%増の1420億円。営業利益は6.7%増の160億円。
今後は1000万円以上の高額リフォームを受注する「リノベーション事業」を拡大させていく方針。高額工事のみを担当する部署「リノベーション設計センター」を新設した。4月には東京、大阪に続き、広島に設立の予定。さらに、営業人員も中期的には1300人に増やしていく方針。

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