住友不動産(東京都新宿区)は、都心のターミナル駅やデパートなど、人通りの多い施設にリフォーム商品「新築そっくりさん」の相談窓口を設ける新たな拠点展開をスタートした。
神戸三宮駅 店舗イメージ
7月18日、阪急電鉄の神戸三宮駅の商業ゾーン「89SANNOMIYA」内に、第一号店「新築そっくりさんリフォームカウンター三宮」がオープンした。神戸三宮駅は1日の乗降客数が約11万人で、阪急電鉄の駅別乗降客数は2位となっている。
店内は21坪のスペースに相談カウンターを設置。同社の主力リフォーム商品「新築そっくりさん」や耐震補強の効果などが分かる模型を展示している。また、タッチパネルで施工事例写真が見られる設備も導入した。
今回の店舗は2016 年1 月11日までの「プロジェクトスタートモデル店」という位置付け。実績が良ければ、全国の主要ターミナル駅などでのショップ開設を目指す。
「新築そっくりさん」事業の2015年3月期業績は受注棟数が前年同期比313棟減の7310棟と苦戦。また売上高は1%減の1041億円。今期の計画は、受注で490棟増の7800棟、売上高で9億円増の1050億円となっており、今回の新拠点を業績拡大のきっかけにしたい考え。同社はチラシや完成した住宅での現場見学会などで販促活動を行ってきたが、最近はモデルルームなどの拠点展開を強化している。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/04/01更新)
-
WEB限定記事(2025/03/27更新)
-
1640号(2025/03/10発行)5面
-
1640号(2025/03/10発行)3面
-
1632号(2025/01/13発行)3面