中・大規模ビルの販売強化
エアコン大手のダイキン工業(大阪府大阪市)は先ごろ、オーストラリアの空調保守大手エアマスター(ビクトリア州)と買収契約を締結したことを公表した。買収金額は1億豪ドル(約80億円)で、同社の経営陣が持つ全株式を取得。
オーストラリアのエアマスターは、オーストラリア各地に12支店と約400人のサービスエンジニアを抱える。空調機の据付工事、アフターサービス、メンテナンス、コントロール事業を展開し、特に大規模ビルに強みを持つ。⦆
ダイキンはオーストラリアで、これまで中小規模ビル向けの商品を主力として空調事業を展開してきた。同社によれば、オーストラリアの空調市場は、機器とサービス・ソリューションで約2700億円とアジア・オセアニア地域における大市場の1つ。そのうち、サービス・ソリューション市場が約半分と推定されているという。

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