撥水・透光・柔軟の多孔体開発
産総研(茨城県つくば市)は、撥水性、光透過性、柔軟性を兼ね備えた超低密度の多孔体を開発した。これはエビやカニの甲羅から得られる天然高分子のキトサンが素材だ。この開発により、光透過性断熱材の実用化の可能性が開けた。
光透過性断熱材実現が期待される多孔体
現在、高断熱性と光透過性を併せ持つ材料としては、超低密度のシリカゲルが挙げられる。
しかし、非常にもろく割れやすいため窓用断熱材として実用化されていない。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1659号(2025/08/04発行)17面
-
1659号(2025/08/04発行)7面
-
1659号(2025/08/04発行)7面
-
WEB限定記事(2025/08/04更新)
-
1659号(2025/08/04発行)7面