トクラス(静岡県浜松市)は9月1日、東京都新宿区にある「トクラスショールーム新宿」をリニューアルオープンした。過去最大級のリニューアルという新店舗だ。こだわりをリポートする。
リノベーション後の空間をテーマにしたキッチン空間
トクラスらしいキッチンといえる「ラウンド」
キッチン中心の暮らし提案
延べ床面積は1、2階合わせて483平米。キッチンはBerry、DOLCE X、Bbなど9台、バスはSTORY、Beaut、every、VITARなど5台、洗面化粧台はエポック、アフェットなど5台を展示している。
目玉はマンションリノベーション後の空間を体感できるキッチンスペースを3つ作ったこと。ユニークなのは人気デザイン会社と組み、近年話題を集める建材やインテリアを取り入れ、トレンド感のあるコーディネートになっている点だ。
主力キッチン「ベリー」をコの字に配置した空間では、エーディーワールド販売の床材「ノルド」をヘリンボーン貼りで仕上げた。壁はベンジャミンムーアの室内塗料と、コンクリート風に仕上がる左官材「モールテックス」(ビール社)を使用。腰壁にはラミナムのセラミックタイル「イナトゥラリルチダト」を使った。照明はトムディクソン。全体的に高級感ある仕上がりで、50代がターゲット。「実際の人気建材を使ってコーディネートすることで『リアル』なキッチンリノベーションを体感してもらいたい」と山本康泰東京支店長は話す。
ベリーを2列配置した空間はニッタイ工業の磁器質タイルを壁に張り巡らせたデザインや、ダイニングテーブルと一体となった設計が特徴となっている。また、ベリーをL字型に配置した空間ではマテリアルワールドの木の壁材「テキサスロックンウォール」と旭ウッドテックのひき板床材「ライブナチュラルプレミアム」を使うことで「木」のキッチンリノベーション空間を提案している。
ダイニングテーブルと一体となったコーディネート。これもリノベ後の空間を意識
そのほか、同社が2002年より発売している人気商品「ラウンド」や高級シリーズの「ハイグレイン」なども見られるようになっている。

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