・住宅設備建材大手LIXILとTOTOが、リフォーム事業で苦戦
・LIXILは拡大策を次々発表、TOTOは堅調な見通しで進める
・リフォーム市場規模の停滞に要因があると分析された
国内改修事業1~2%増収にとどまる
住宅設備建材の大手LIXILとTOTOが国内リフォーム事業に伸び悩んでいる。両社は2018年3月期決算を発表し、同事業の売上高の伸び率はLIXILが1%、TOTOが2%にとどまった。
リフォーム部門売上高
「リフォームは1%にとどまったが、伸ばしますよ」と、5月7日の決算発表の場で声を張り上げたのはLIXILグル―プ(東京都千代田区)の瀬戸欣哉社長だ。
同社は近年特にリフォームを強化しているが、大きく伸ばせていない。前期のリフォーム商材の売上高は前々期比1%増の3110億円にとどまった。16年度はわずか0.6%増と低調に推移している。

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