大建工業(大阪府大阪市)の2018年3月期の連結売上高は前期比1.0%増の1705億8100万円だった。経常利益は3.0%減の87億6000万円、営業利益は11.9%減の75億1900万円、純利益は14.9%増の58億9500万円だった。
住空間事業は、シート化粧床材「トリニティ」が好評。公共・商業建築分野で増収になったが、住宅市場の中小工務店市場が落ち込み、売上高は0.5%減の863億5300万円となった。エコ事業は「ダイライト」がビルダーなどで増収となったが、建材等に使用されるMDFや畳床等に使用されるインシュレーションボードの減収で、売上高は1.9%減の553億5400万円、営業利益は41.2%減の19億5500万円となった。エンジニアリング事業は、ビル内装工事需要の増加や、マンションリノベの子会社パックシステム社が好調で、売上高20.9%増の164億5800万円、営業利益23.6%増の5億2800万円となった。

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