新型コロナウイルスの拡大によって家の中で過ごす時間が増えた近頃。家にいても自然を感じたい、リラックスできる環境で仕事をしたいというニーズが高まっている。また、在宅勤務のために新たにワークスペースや個室を設けても、窓がなく閉塞感があり仕事が捗らない。そんな不満も噴出している。本記事では、テクノロジーによってどんな部屋にいても自然を感じられるような商材を紹介する。
【リポート/企画開発部 長田京子】
どこにでも太陽光を届ける青空を再現したLED照明
ビームテック(埼玉県川口市)
ビームテック(埼玉県川口市)が販売する「EWINDOW(イーウィンドウ)」は、窓のない部屋にも太陽光を届ける。同商品は太陽の光を忠実に再現した天窓風のLED照明だ。天井に取り付けると、まるで天窓の向こうに青空が広がっているかのような錯覚を起こす。太陽光の波長を再現し、紫外線はカット。体に対して、太陽光を浴びるのと同じ効果を得ることができる。時間帯ごとの明るさも再現するので、青空だけでなく夕焼け空を映し出すことも可能。「蛍光灯や電球とは異なる、生活に自然と溶け込む光です」と取締役・営業統括部長の吉田甚一朗氏は語る。
太陽の光を忠実に再現した天窓風LED照明「EWINDOW」。画像は外付けタイプで、埋め込み型もある
EWINDOWを一目見て気に入り、3台購入した30代の夫婦の事例を紹介する。リビング、書斎、寝室に設置した。施主の自宅マンションのリビングは、窓を開けるとその先に電車の線路があり、いつもレースのカーテンを閉めているような状態。光は入ってくるものの太陽光を存分に入れることは難しかった。さらに寝室には窓がなく、閉塞感があった。

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