新型コロナウイルスに対するエビデンス取得
イクタ(愛知県瀬戸市)は、複合フローリング材「エアー・ウォッシュ・フローリング」の新型コロナウイルス不活化効果に、一定のエビデンスが得られたと発表した。

同製品は、ウエルクリエイト(福岡県北九州市)が北九州市、九州工業大学との産官学連携により共同開発した「暗所対応型の最適化複合光触媒」の技術を用いたフローリング材。これは自然光のほか蛍光灯やLEDなどの室内照明が当たる場所でも、光の当たらない暗所でも触媒作用が働くもので、床に付着したウイルスの不活性化、細菌・VOC低減、消臭などの効果が確認されているという。このほど、新型コロナウイルスに対する不活性化効果試験においても効果を確認。ホテル・床面から採取した環境検体としての新型コロナウイルスのRNA遺伝子が、エアー・ウォッシュ・フローリングで1000Lux 30分間のLEDライト照射によって消滅したという。
同社はこの成果を受け、ウエルクリエイトや、避難所の「室内環境改善ソリューション」としてエアーウォッシュコート塗装サービスを提供するNTTフィールドテクノ(大阪府大阪市)とともに11月25日、東京都内で3社合同記者会見を開催した。
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