~クローズアップ建材・省エネ・断熱(窓系断熱遮熱)~
夏の暑い日にはエアコンをつけても、外の熱気は容赦なく室内に侵入してくる。特に窓からの太陽光線・外気熱の侵入は激しい。そこで今回は窓の断熱対策を紹介する。
夏季の場合、熱侵入のおよそ70%以上が窓からと言われている。つまり、室内が暑くなるのを防ぐには、窓の遮熱をするのが効果的ということだ。
遮熱方法としては、カーテンやブラインドなどファブリックを利用するのが効果的だ。その中でハニカムスクリーンは、蜂の巣構造の空気層が窓と室内の間に層を作り出し、高い断熱性を発揮してくれる。
窓自体に特殊なフィルムや省エネコーティングを塗布することで遮熱性を高める方法もある。
窓の外では昔ながらのすだれやオーニングで窓に当たる太陽光を遮る方法がある。
太陽光を効果的に反射・拡散
- 建物用ウインドーフィルム「ウインコス」[リンテック]
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暑さの原因となる近赤外線領域を中心に日射を大幅に反射・吸収することで、冷房効率を上げ節電対策に大きく貢献する。人体に有害な紫外線を99%以上カットし、肌の日焼けや家具などの室内調度品の退色防止に役立つ。ガラス破損時の破片の飛散防止効果、防犯効果も高い。

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