電気式床暖房メーカーのScut System(東京都千代田区)では、これまでの材工一貫施工に加え、パネルヒーターの材料のみの販売を開始。より安価に床暖房を導入できるようになった。
材工一貫施工に加え材料のみの販売を開始した
同社では独自の10年間保証を付けた責任施工で商品を提供していた。今回の材料のみでの販売に際し、今までのヒーターに比べ簡単に施工できる企画商品のパネルヒーターを新たに用意した。
「職人不足への対応としても、材工一貫施工ニーズは高いのですが、以前から材料のみの販売を希望する声も多かったので、両方の体制を整えました」(営業部・渡邉健太氏)
電気式床暖房といえばPTCといわれるカーボン製のものが多いが、同社の電気式床暖房はステンレスを起用。ステンレスを活用することで経年劣化がないというのが最大の特徴で、メンテナンスも不要だ。また、材工一貫施工、材料のみ販売のいずれも注文後のオーダーメードのため、どんな現場のサイズにも合わせられリフォームに最適。「ステンレスは劣化しない分、貼り換えの必要がないので、別の電気式床暖房から乗り換えて当社製品を選ばれることもありますね」(渡邉氏)
また、新機能としてリモコンで操作できる新型コントローラーを開発。赤外線受信部を搭載したリモコンで、手元の操作で床暖房を操作できるようになった。さらに専用のハブ等を導入することでIoT化を図ることもできる。
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