日が長く室内温度も上がりやすい夏場は、せっかく冷房などで冷やしても窓に直接日光が当たり続ければ、いったん上がった室温は短時間ではなかなか下がらない。よって、暑さのもとになる日差しや熱をシャットアウトする存在の有無が大切になってくる。なかでも、日よけ効果が高い代表的なものを紹介したい。
クローズアップ建材 日よけアイテム
住宅設備・建材や営業支援システム・サービスなど400社以上が出展! プロユーザー向け展示会「リフォーム産業フェア 2022」7月26日(火)~27日(水)、開催!
遮熱機能が高い日よけアイテムとしては、「日よけ」「雨よけ」の意味をさす「オーニング」(Awning)や緑のカーテン「グリーンバー」、テラス屋根、窓の遮熱フィルムなどがあげられる。
オーニングは、窓の上に設置する可動式のテントやタープ、シェード。グリーンバーは、窓の上に取り付けるアルミ製のバーで、シャッターや樋を気にせず設置できる。テラス屋根は、単体のほかサンルームと一体化したタイプもあり、庭まわりを整った空間にすることが可能だ。窓に貼るタイプの遮熱フィルムは工事が不要で、夏の暑さだけでなく冬場は室内の保温や結露防止の役割も果たしてくれる。
また、これらは目隠しになる場合も多く、外からの視線が気になるという方にはおすすめだ。いずれも夏場の強い日差しを遮って、冷房が効きにくくなったり室内の温度が上がりすぎたりするのを防いでくれる。
- 手軽な設置で清涼感を堪能
- グリーンバー[YKK AP]
- 「よしず」や「すだれ」はもちろん、ゴーヤやへちま、朝顔などといったつる植物を這わせて、グリーンカーテンを作ることもできる。夏の日差しを遮り室内の温度上昇を抑え、エアコンの電気代節約にも貢献するほか、清涼感も味わえる。

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