住まいの意匠の上でも、機能面でも重要な役割を果たす門扉・フェンス。デザインにこだわって空間の個性を表現することはもちろん、プライバシーと通風が十分に確保できるかどうかを吟味することが理想の住まいづくりにとって重要だ。
クローズアップ建材 エクステリアデザイン
門扉やフェンスに一定程度視線を遮るデザインを選ぶことで、防犯やプライバシー確保で役割を果たす。道路や隣家からの視線を気にせず庭や室内で過ごせるほか、子供やペットの道路への飛び出しを防げるメリットもある。プライバシーを重視するならクローズドスタイルだが、やや間隔がある格子状デザインベーシックタイプは、ほどよく視線を遮りながら通風もしやすく、プライバシーの確保と快適さ、開放感のバランスが両立できる。
また、フェンスまでの距離が短い場合、必要以上の高さがあると景観を損ね圧迫感が生じ、またコストもかかるので注意が必要だ。通行量の多い通りに面している場合は人の背を超える2m程度、そこまで人目を気にしない、あるいは庭や外構を見せたい場合は1m〜1m50㎝程度が適当とされている。
- フラット木目調が映える高機能
- シャトレナⅡ[三協立山・三協アルミ社]
![シャトレナⅡ[ 三協立山・三協アルミ社]](https://www.reform-online.jp/news/21672_01.jpg)
- 上下桟と格子の面がそろったフラットな意匠を追求。異なるデザインを連結しても格子ラインが美しいリレーションを生み、調和のとれたデザインを実現。ルーバータイプは、風の当たる面を緩やかな曲面にして騒音を抑える。支柱ピッチ2000mmで施工の場合、風速36m/秒相当の耐風圧強度をもつ。
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