LINEを利用した家づくりマッチングサービス「auka(アウカ)」を運営するギバーテイクオール(東京都港区)が、新たに工務店やリフォーム会社向けにLINEを活用した顧客管理サービス「アウカ来店プラス」を開始した。
工務店やリフォーム会社向けにLINEを活用した顧客管理サービス「アウカ来店プラス」を開始。画像は住宅会社向けLINEトークの一例
住宅事業者がウェブカタログや資料請求、イベント配信等から得た顧客に対し、LINEによる情報提供をしながら来店につなげるもの。利用率8~9割と普及が進むLINEを使い、個々のニーズに応じたピンポイントの営業や接客を行う。データはエリアや年代などでタグ付けもでき、タグに応じた一斉送信も可能。またサービス利用企業の投稿の閲覧有無や反応も表示されるため、アプローチがしやすい。
自社サイトで同サービスを利用してプレゼントキャンペーンを行った企業のモデルケースでは、半月で約20件の登録があり、8件が資料請求、うち2件が来場予約につながった。
同社の河野清博代表取締役CEOは「住宅業界はデジタル化が進んでおらず、営業の継続的なコミュニケーションもハードルが高くなりがち。LINEのシステムと紐づけて、顧客の来店状況や記事反応のログ、やり取りなどが簡単にできるので、リピート獲得をめざす工務店やリフォーム会社との相性は良いはず」と話す。
初期設定費用は50万円。サービス開始に伴い、先着企業20社は35万円となる。費用にはLINE公式アカウントの開設サポートや同サービスとの紐付け、広告代理店との打ち合わせなどが含まれる。ランニングコストは月3万5000円(年払いの場合通常より30%割引)、最低契約期間は1年となる。
河野清博CEO

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)31面
-
1654号(2025/06/23発行)21面
-
1654号(2025/06/23発行)21面
-
1654号(2025/06/23発行)17面
-
1654号(2025/06/23発行)25面