大建工業(大阪府大阪市)は「DAIKEN新宿ショールーム」内のマンションリノベーション空間エリアを改装した。インテリックス空間設計(東京都目黒区)が設計協力したリアルな空間展示により、リフォーム・リノベーション需要を喚起する。
こもって作業ができる「DEN」に室内窓をつけることで開放感を演出
同ショールームでは、インテリアテイストの異なる8つの空間を展示している。今回はその中の1つであるマンションリノベーションをイメージした空間展示エリアを改修。リノベーション後のマンションの玄関・廊下・DEN・寝室を想定した展示へと生まれ変わった。
テレワークや趣味など多目的に利用できる「DEN(デン)」と呼ばれる小部屋は、玄関から寝室までの間に設けた。廊下に接した壁には同社の室内窓「ルームウインドウ」を採用。「こもれる空間ではあるけれど、この窓を設置することで明るさが入るということを感覚的にわかっていただけます」と浅井幸孝館長。
寝室のクローゼットの扉には、黒いフレームの間仕切り戸を採用している。木目調の天井や床にブラックの部材を組み合わせるという、同社が勧めている空間コンセプト「ブラックプラス」を取り入れている。
木目の素材感に黒色の部材を組み合わせる「ブラックプラス」を提案
今回、このような空間展示へと改装したことによって、商品を身近に感じてもらっているのではと浅井館長。「天井を少し低めにしたり、現実味がある空間になっているので、こんな感じだよねと話しながら長く商品をご覧になられます。リアルに感じ取っていただけているのだなと思いますね」と語る。「お施主様からこういうふうにしたいという言葉が出てくると思うので、この空間を利用することで需要をうまく掴み取っていただけるとありがたいです」
国内事業企画部 新宿ショールーム館長 浅井幸孝氏

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