工務店やリフォーム会社など建設業者の倒産が相次いでいる。帝国データバンク(東京都港区)によれば、2022年度(22年4月〜23年3月)の倒産件数は1291件で3年ぶりに増加した。
木造建築業が174件で最多
- 2019年以来となる増加(建設業者の倒産件数の推移)
- 建設業者の倒産 計1291件の内訳
背景にあるのは建築資材の高騰、納期遅延による工期の長期化、そして人手不足。これに賃上げの圧力が加わることで、「さらに増える見通し」と同社情報統括部の箕輪陽介係長は話す。23年3月の倒産件数は155件で前年同月比40%増と、この1カ月で急増していることも明らかになっている。

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