住宅において、居室をつなぐドアは「顔」であり、その雰囲気を決定づける重要なアイテム。樹種などの素材や形状、色やレバーハンドルなどのアイテムも多彩で、住まいの多様さを表現するにもうってつけだ。
クローズアップ建材 内装ドアの最新トレンド
昨今の施主動向として、ニーズの多様化が挙げられる。各メーカーとも、既存のフォーマット自体にバリエーションは多いが、板材やガラス、塗料や樹種も豊富で、無垢材を使ったものも取りそろえている。自然の風合いを生かしたものやビンテージ風などの人気も高い。
内装ドアに多く用いられているのはウッド系のデザインが中心だ。合板や集成材に突き板やシートを張ったものが多くを占めている。シートは印刷技術の向上もあり本物のような質感を誇る。
住まいへのニーズが多様化し、自分好みの空間へのこだわりが強い施主は多い。廊下と居室との出入りで目につきやすい内装ドアのバリエーションには、100種類以上のカラーバリエーションから選べるものや施主がDIYで自由にカスタマイズできるものなど十分な取りそろえ。また、断熱や防音効果など体感的な快適さを考慮することも大切な要素だ。
- オーダーメイドでこだわり
- MINE MADE(マインメイド)[キツタカ]
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効率的な生産体制で低価格化を実現しつつ、注文生産によりこだわりのドアが設置できる。耐摩耗性に優れたタフパネルや自然な風合いのリアルウッド、味わいとダメージ感のあるビンテージなど種類も豊富。彩光スリットを設けることで、明るさと開放感を演出することもできる。

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