タカラスタンダード(大阪府大阪市)は、2024年3月期の決算を発表し、増収増益だった。売上高は過去最高となる前期比3.2%増の2347億円、営業利益は同13.6%増の124億円、純利益は同12.9%増の95億円。リフォーム事業においては、昨年発売した新商品が好調だった。
リフォーム2.9%増の767億円へ
浴室売上5%増
同社の売上高は過去最高の2347億円を記録し、3期連続で過去最高の売上高を更新した。好調だった要因について、同社は主に2つの要因を明かした。
1つ目が、各商品いずれも販売が好調だった点だ。2024年3月期は、キッチン、浴室、洗面化粧台の売り上げが全て増収。キッチンは前期比3.5%増の1417億円、浴室が同5.0%増の550億円、洗面化粧台が同3.7%増の273億円。一昨年は中高級システムバスのグランスパ、昨年は高級システムキッチンのレミュー、同じく高級洗面化粧台のエリーナと、フルモデルチェンジ商品を発売した結果が出た形だ。

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