タカラスタンダード(大阪府大阪市)は2025年3月期の中間決算を発表し、増収増益だった。売上高は、中間決算としては過去最高の1159億円で、前期比1.1%増。営業利益は同12.3%増の59億円だったが、中間純利益は同12.3%減の38億円となった。リフォーム事業は前期比8%減の374億円と減収。前期の駆け込み需要分を超えられなかった。
商品別の売上高
市場別の売上高
前年駆け込み需要超えられず
同社のリフォーム売上高は374億円と減収だった。中間決算でリフォーム売上高が前年同期比を下回ったのは、2021年4月期の中間決算以来となる。
新築も含めた製品別でみると、キッチン、浴室、洗面化粧台のうち、浴室のみが減収した。キッチンは前期比3.1%増の701億円、洗面化粧台は同1.6%増の131億円だった。一方で浴室は2%減の279億円。3商品とその他含めた合計売上高は、前期比1.1%増の1159億円となった。
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