TOTOが研究・開発中の「排泄支援介護ロボット」が経済産業省の「平成25年度ロボット介護機器開発・導入促進事業」に採択された。
申請46件のうち、24件を第1次採択事業として決定。今回の決定に係る補助金総額は約8億円。
ロボット介護機器開発・導入促進事業は、昨年7月に閣議決定された「日本再生戦略」のライフ成長戦略重点施策の一環として、進められている。
排泄という行為は、介護者の負担もさることながら、最後まで自分自身で行いたい、という個人の尊厳にも関わるため、非常にデリケートな課題。
TOTOは、長年積み重ねてきた排泄に関する研究の結果の1つである、自立支援を促す機器開発について申請。「居室設置型移動式水洗便器の開発」が採択された。
支給される研究開発事業補助金は、主に試作費、実証試験費などの費用として活用されるという。

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