新築ログハウス販売の大手、アールシーコア(東京都渋谷区、二木浩三社長)はリフォーム事業に本格参入する。7月に中古住宅を同社のログハウス仕様やライフスタイルを重視した部屋に変えられるフルリフォーム商品を発売する。
同社では昨年フルリフォーム商品「NEWIT(ニュイット)」を発売したが、営業を新築に注力していたため実績はまだ数件。しかし、「展示場などに訪れるユーザーの2、3割が既に自宅をお持ちで、アールシーコアのログハウス仕様に暮らしを変えたいと思っている方がかなりおられます」(谷秋子常務取締役)。
新たにリニューアル発売されるリフォーム商品は、中古住宅購入者や自宅を全面改装したいユーザーに向けてのプランを数種類用意。iPadを使って仕様を提案できるシステムも開発した。
想定単価は1000万円で、まずは直営店舗での販売を行う。
同社は創業28年。直販12拠点と地区販社27社とで、ログハウスを中心としたBESS事業を推進している。年商は約102億円。独自の体感型展示場での集客が特徴で、現在39拠点展開。来場者数は年間2万名を超える。

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