住宅塗装店ネットーワークを展開するプロタイムズ・ジャパン(福岡県糟屋郡)は、新ブランド「ドクトル外壁さん」を立ち上げた。
新ブランドはみんなが知っている「キューピー・キャラクター」を広告デザインに起用。「JR博多シティ」のネーミングなどを手がけるプランナー中村修治氏をブランドマネージャーとして迎え戦略的なブランド構築を行った。
「3世代100年の家を追求するプロタイムズの安心感を一目でわかるイメージとしてかたちにしました」(菅原徹社長)
キューピーは、発表され100年経った今も世界で愛されている。
今後はブランドイメージをテレビCM、新聞広告、インターネットなどを活用し、全国に向けてPRしていく。ブランドの認知度を高め、外壁塗装を検討している一般ユーザーが安心して問合わせが出来ることが狙いだ。
加盟店は、広告デザインに「キューピー・キャラクター」が掲載されていることで、折り込みやポスティングチラシによる競合店との差別化を行える。
プロタイムズ・ジャパンでは以前より、独自の業務支援システム「ペイントブレイン」を活用した効率的な販促活動を提供してきた。同システムは地図と連動し、町丁目単位で細かく顧客や地域データを管理するシステム。顧客のデータを入力していくことで、どの地域に自社顧客が多いか、塗装適齢期を迎えた物件がどこにあるかが一目瞭然となる。データに基づいた販促活動が行えるので、広告費用の削減にもつながる。今後、加盟店は新ブランドの安心感を「ペイントブレイン」を活用しながら、訴求できるようになった。
同社の6月1日時点の加盟店数は83店舗。加盟店全体の塗装・リフォーム売り上げ高は、昨年40億円に到達し、今年は60億円を見込んでいる。さらに、今回の新ブランドを起爆剤に、加盟店数を200店に増加させることを目指すほか、来年度は、100億円を達成させる計画だ。

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