ダイキン工業の2014年3月期第1四半期の連結決算は、売上高が4603億円、前年同期比ほぼ5割増しで、経常利益は406億円で同2倍以上増えた。
昨年買収した米グッドマン社が新たに連結対象に加わり、円安効果も追い風となって、大幅な増収増益を達成した。
グッドマン買収による売上高の増加額は、723億円。欧州など海外でのエアコン販売も伸びた。純利益は前年同期比約2.3倍の265億円で、第1四半期として過去最高を記録した。
業務用および住宅用エアコンなど空調事業の売上高は、中国、欧州で、為替の影響を除くと前年同期を10%上回った。住宅市場が回復している米国では、新築市場での販売が伸びた。一方、国内の空調事業は4%の減収だったが、住宅用は堅調に推移。通期の業績予想は従来予想を据え置いた。

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