LIXIL(東京都千代田区)は、省エネ断熱リフォームの性能や効果を見える化するサービス「ココエコ診断」の簡易版を開発し、このほど提供を開始した。
「簡易版ココエコ診断」では、断熱リフォームを検討している施主の住宅の状況を聞き取り調査して、システムに情報を入力することで、断熱リフォームの効果を診断できる。
入力する情報は、建築年、物件所在地、構造、部屋の階数、冷暖房機器の設定温度、部屋寸法、窓寸法、ガラスの仕様、窓の結露状態などの数値。
今年1月に始まった「ココエコ診断」では、ビルダーや工務店が施主の自宅を訪問し、サーモグラフィーカメラなどで断熱性能を測定していた。簡易版では、施主からのヒアリングで診断できるので、測定の手間が省け、自宅の中に人が入る必要もない。断熱リフォームに関心のある施主が、手軽に診断サービスを利用できるのが特徴だ。
新宿のショールームでは断熱の効果を体感できる

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