キッチンに関する悩みとして、まず挙げられるのがカウンターやシンク、レンジフードなどの掃除。掃除がしやすく、掃除の手間が軽減した商品に注目する。
TOTO 『クラッソ』

TOTOの「クラッソ」は、水と人の動きの円滑化をテーマに設計された高効率キッチンである。ユーザーから特に評価が高いのが、清掃性を上げる水流の仕組み。蛇口の角度を、人間工学的にもっとも使いやすいとされる38度に設定した「水ほうき水栓」は2010年から続くアイデア商品で、今もクラッソの目玉のひとつ。また流しからゴミが消える「すべり台シンク」も人気だ。流しに3度の傾斜をつけることにより、水流でゴミがスムーズに流れるようにしたもので、排水口もセンターからサイドに移し、流し中央部での水の滞留も起こらないようにされている。

【水ほうき水栓】
吐水口の幅を広げ、より広い面積に水が当たるようになった。これにより、大皿や鍋の汚れをさっと洗い流すことができる。

【すべり台シンク】
シンク内にゆるやかな傾斜をつけることで、ゴミが自然に排水口に流れる。
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