YKKAP、500億円増収の見通し

　住宅用窓・サッシやリフォーム事業を展開するYKKAPの２０１３年度通期の売上高は３９５０億円で、前年比約５００億円、14％増える見通しだ。堅調な国内住宅市場を背景に、国内ＡＰ事業が順調に推移、営業利益も２５０億円で３割以上増え、大幅な増収増益の達成を見込む。

2013年度AP事業売上高・営業A利益

　通期売上高は当初3815億円、営業利益は213億円を見込んでいたが、売上高が４％、営業利益が17％、当初計画より上振れる公算だ。

　２０１３年は、窓事業の生産拠点の増強に重点的に取り組み、六甲窓工場、東北事業所窓工場が２０１４年に相次いで操業開始の予定。また、リフォーム分野では、TOTO、大建工業とのTDYアライアンスをさらに強化、「グリーンモデルフェア２０１３」を全国４都市（東京、大阪、名古屋、福岡）で開催し、約7万7000人を集客した。