ヤマダ・エスバイエルホーム(大阪府大阪市)は、新築OB客へのリフォーム提案を強化する。現状約25%の捕捉率(リフォーム実施率)を短期で35%、中長期で50%超えを目指す。
同社は、ヤマダ電機の店舗内の新築・リフォームコーナー「トータルスマニティライフコーナー」での新規開拓に注力しながらも、現状はOB客からの売り上げ割合が全体の83%(前期実績)と高い。そこで、約13万5000件のOB客向けのリフォーム比率向上を図る。
「高額商品の提供を頭においているのはオーナーリフォームです。ただ、今まで決まりにくかったのは商品価格の問題もあります。そこでリフォームの絶対額を増やし、部材の仕入れを引き下げていきたいです」(松田佳紀社長)
現在、約170人のリフォーム担当者のうち、120~130人がオーナーの担当。昨年からは、「トータルスマニティライフコーナー」への人員配置で、少し混乱していたところがあったが、担当分けが明確化してきたことから提案を本格化する。
同社の前期リフォーム売り上げは、72億1000万円。今期計画は91億円、3年で150億円を目指す

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/04/01更新)
-
WEB限定記事(2025/03/27更新)
-
1640号(2025/03/10発行)5面
-
1640号(2025/03/10発行)3面
-
1632号(2025/01/13発行)3面