愛知県豊田市にあるLIXIL(東京都千代田区)の「LIXILパッシブファーストパビリオン」。 "豊かでエコロジカルな暮らし"を実体験できる「スマートハウス」の展示施設だ。大きな特徴は、自然の力を生かす「パッシブファースト」を形にしていること。注目ポイントをリポートする。

リフォーム棟の玄関。これまで7000人が来館
"低炭素な暮らし"をリアル体験
「LIXILパッシブファーストパビリオン」は、豊田市の「とよたエコフルタウン」の中にある。同タウンは豊田市が、"ミライのフツーを目指そう"をテーマに、地域特性に合った"低炭素な暮らし"の体験施設展示場。LIXILのほか、トヨタホーム、ナイス、大和ハウスなどの出展企業各社それぞれと協力して展示施設を作っている。最先端の産業・技術・交通システム体験、各社の「スマートハウス」体験ができる展示場だ。
「躯体の高断熱化」と「通風」「採光」を重視
「LIXILパッシブファーストパビリオン」は「ギャラリー棟」と「リフォーム棟」他からなる。「リフォーム棟」は、築20年前後の平屋建てを、子供の独立後に「高齢者夫婦で生活するためのリフォーム」を想定。外形ラインや柱の位置、狭い廊下幅などを残しながら、同社が提案する、「躯体の高断熱化」、「風の通り道」、「季節に合った採光」などに自然の力を生かす「パッシブファースト」のコンセプトを形にしたものとなった。
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