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省エネ大賞、住宅関連が多数入賞エアコンとレンジフードは"最高賞"

省エネ大賞、住宅関連が多数入賞 エアコンとレンジフードは"最高賞"

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 今年1月19日に、平成26年度省エネ大賞(主催:一般社団法人省エネルギーセンター)の結果が発表され、140件の応募から省エネ事例部門25例、製品・ビジネス部門で26件が受賞した。

 同賞は平成10年度から開催されているもので、省エネ機器、システムなどの「製品・ビジネス部門」にえ、平成21年度から企業・団体、自治体が取り組む「事例」を対象に加えた。

 「製品・ビジネス部門」では、製品の省エネ性能だけでなく、開発プロセスや市場性・経済性も評価対象になる。地区予選ではプレゼン技術も評価の対象になるなど、包括的な評価が行われるのが特徴だ。

 今年度の「製品・ビジネス部門」では、住宅関連製品が19点入賞した。

平成26年度省エネ大賞 [製品・ビジネスモデル部門] 受賞内容
平成26年度省エネ大賞 [製品・ビジネスモデル部門] 受賞内容 ※住宅用製品のみ抜粋

 大賞に相当する経済産業大臣賞を受賞した日立アプライアンスのルームエアコン「ステンレス・クリーン白くまくん」は、高い省エネ性に加え、「くらしカメラ3D」により把握した生活環境に即した暖房が高い評価を受けた。

 同じく経済産業大臣賞を受賞したパナソニックエコシステムズとクリナップによる「洗浄機能付き自動運転レンジフード」は、非接触の温度検知による自動制御で省エネを実現している点が評価を受けている。

 賞の性格上、住設関連の受賞が目立つが、旭ファイバーグラスの「アクリアαシリーズ」や、LIXILの「ココエコ」、YKK APの樹脂窓「APW430」などの建材製品も受賞している。

 いずれも省エネ性は当然のことながら、そのほかの施工性や消費者への訴求力の高さ、管理の簡便さなど、省エネ法施行を前に、一般への普及拡大を視野に入れた点が評価されている。

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