南海プライウッド(香川県高松市)は、プロ向けのウェビナー「手間をかけずに満足度を高める収納プランの作り方 ファミクロ・WIC・クローゼット編」を3月に開催した。
リフォーム会社やハウスメーカーで働く住宅営業、設計士ら699人が参加した。
冒頭、同社の営業推進グループ・マーケティングチームの藤川直毅氏は「住宅を建てる時に失敗したこととして、収納スペースが1位にあがっています。我々メーカーだけで解決は難しい。参加いただいた皆さんと一緒に考えていきたいです」と話した。
同社の調査によると、ファミクロ(ファミリークローゼット)の設置率は、全国で49%、広さは0〜4畳が55%であることが分かった。
ウェビナーではファミクロ設置のポイントとして、人と物の行き来を減らすために1階への設置や、脱衣室の近くに配置すると動線もスムーズであると話した。
収納提案する際、施主の満足度を高くするには、収納量ではなく使い勝手のよさを優先することが大切。物の住所を決めるために、システム収納を活用すると効果的だと説明した。
使い勝手のいい収納プランとして、服や物を正面から確認することができるⅡ型を推奨。L型、U型のデメリットとして、コーナー部分に服や物が重なり、見つけにくくデッドスペースになりやすいと解説した。
同ウェビナーは今回で2回目。1回目は昨年9月に「洗面、脱衣、ランドリー編」を開催した。次回は今年9月頃、キッチン編を予定している。
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