木製建具を開発、販売する杉野製作所(大分県宇佐市)は、建築家の吉村順三氏により考案された「吉村障子」と奈良県吉野地方で育った「吉野杉」を掛け合わせた「吉吉障子(よしよししょうじ)」を今年2月に発売した。
草木のシルエットが描かれる障子
吉村障子は、障子の框、組子が18ミリに統一され、閉めた状態であっても1枚のパネルに見えるようデザインされた障子。木材には、経年により風格を増す、赤身柾目の吉野杉を使用。和紙には楮入りの障子紙、土佐和紙を採用している。同社は、吉村障子と吉野杉を掛け合わせた障子を「吉吉障子」と名付けた。

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