屋外にキッチン・ダイニング・リビングルームからなる空間を実現した
プランニングを強みとし、施工事例コンテストで数多くの実績を誇るのが外構・エクステリア会社のカエデスタイル(福岡県福岡市)だ。その提案力の高さが評価され、「LIXIL エクステリアコンテスト2024」で計5部門のうち、最高賞である大賞を受賞した。築3年の外構をLDKのある庭に生まれ変わらせた同事例について紹介する。
「LDK」ある庭を実現
エクステリアと建築の垣根を融合
キッチンを造作
同社はエクステリア・ガーデンの新設やリフォーム、エクステリアの認定提携店サービスなどを手掛けている。年間工事件数は約120件、平均単価は約450万円。福岡県に本社を置き、神奈川県、東京都にもオフィスを構える。売上高は4億8000万円、うちリフォーム売上高は2億8000万円を占める。
同物件は築3年。施主の要望は新築時から手付かずだった外構を子どもが遊べて、友人と食事を楽しめる空間へと生まれ変わらせることだった。
工事では、LIXILの「プラスG」シリーズを採用。間取りの骨組みを作る「Gフレーム」や間仕切りなどに用いる「Gスクリーン」、上質な壁面を演出する「Gウォール」、屋根としての役割を持つ「Gルーフ」などを組み合わせ、屋外にキッチン・ダイニング・リビングルームからなる空間を実現した。もともと土の庭だったが人工芝を敷き、キッチン、ダイニング、リビングルーム部分にはコンクリートを打設している。藤田一樹社長は「エクステリアと建築の垣根を融合させることを意識しました」と語る。
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