YKK AP、900mm超の大開口 高齢者向け引戸発売

　YKK AP（東京都千代田区）は今月、木質インテリア建材「ラフォレスタ」連動引戸（上吊りタイプ）を発売。高齢者世帯や要介護者の住居への提案力を強化した。

連動引戸「ラフォレスタ」の施工イメージ。連動扉が2枚と3枚の例

　同商品は1間の間口でも900mm以上の大きな有効開口を確保。住宅性能表示基準による高齢者等配慮対策等級5は、出入り口幅を800mm以上としているが、この基準を上回り、車椅子もスムーズに通行可能だ。

　連動方式の引戸は、2枚または3枚の扉が連動、スムーズな開閉と広い有効開口を実現する。

　さらに床面はフラットに仕上げ、扉の振れも抑制する「マグネットガイドピン」、静かで確実な開閉操作を実現する「ダブルクローズ機構」、高齢者にも使いやすい「大型バーハンドル」なども標準装備している。