グローバル展開を加速
LIXIL(東京都千代田区)が今年4月に発足させたテクノロジー事業4部門のひとつ「LIXIL KitchenTechnology」(LKT)のCEOに、フランソワ・ザビエ・リエナール氏が8月1日付で就任することが決定した。
LKTは、グローバル展開を加速するために主要事業を技術別に発足させたテクノジー事業のひとつで、トイレ、バスを中心とする「LIXIL Water Technology」、高層建築を中心とする「LIXIL Building Technology」と並び、キッチン事業を担う中核事業。今後は新CEOのもと、日本・中国を中心としたアジア市場でのさらなる事業拡大を目指す。4月1日の発足時には、藤森義明氏が暫定CEOを務めていた。
リエナール氏は現在フランスに本拠地を持つサンゴバン・グループのアジア・パシフィック地域代表部副代表・日本担当であり、傘下のマグ・イゾベール社の代表取締役も兼任していた。イギリス、ブラジル、日本と海外経験が豊富であり、日本での職務経歴は10年以上と長く、グローバル展開を強力に推進するものと期待を寄せられている。
マグ・イゾベールの社長には、サンゴバン・ハングラス・セキュリット上海の社長のフランシス・ショレー氏が就任する。

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