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「アイジーフェア2015」開催最新の金属外装材を展示

「アイジーフェア2015」開催 最新の金属外装材を展示

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 アイジー工業(山形県東根市)は7月17日、東京・TFTビルにて最新の金属外装材を展示する「アイジーフェア2015」を開催した。テーマは「金属の魅力再発見」。7月9日には大阪のマイドーム大阪でも開催した。

 今回の展示では新商品のフラットデザインの「ガルブライトJフッ素」を大々的にPRした。また、「ガルステージZERO-Jフッ素クリアライン」の長尺展示を行った。

 さらにリフォーム向け展示を充実させた。同社では「アイジーリフォーム」という、既存の屋根・外壁の上に新たな金属外装材を施工するカバー工法に注力している。会場には多数の意匠が異なる外装材を展示。

 ガルフィーユiシリーズでは、木目調の「コーディアルウッド」や割石調の「ムービングストーン」、インクジェット塗装と3Dアートの立体感が感じられる「ヒカリス」を紹介。その他、緩やかな曲面が特徴の「NF-アクアウェーブ」、繊細な質感をもつ「NF-ブレンダスタ」なども展示した。

 さらに、カバー工法の仕組みを示した模型や、同社の外装材と一般普及品の外装材の断熱・遮熱性を比較できる実験設備も用意した。

リフォーム前後が体感できる展示の様子
リフォーム前後が体感できる展示の様子

 なお同社の2015年3月期決算は売上高が前年度比13%減の140億円。経常利益は同68%減の9億8000万円となった。消費増税に伴う需要減が影響した。今期は「リフォーム」「S造非住宅」の市場に焦点をあて、商品の拡充に注力する。特にリフォーム市場では長期のメンテナンス性に優れ、住宅の断熱・遮熱性能が高められるカバー工法を推進していく。その他、関東配送センターを移転し、従来に比べて6割増床し、関東での納品を強化する。

 服部達夫社長は「住宅市場は消費者マインドが持ち直し、改善されることが期待されます。4、5、6月と流れはよくなってきており、今期の数字は達成できるという感触を得ている」と話す。

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