建材メーカーの鈴木塗装(静岡県袋井市)が新しい商品として力を入れているのが、「京風美粧パネル」だ。
京風の化粧パネル
木板に西陣織や友禅などの織物を貼り付け、鏡面塗装を施したパネルで、キッチン扉や室内ドアの他、屏風や置物といったインテリアとしても使える。
特徴は和の高級感。着物に用いられるような織物を使い、ピアノ塗装に代表される高級鏡面塗装の技術で仕上げている。外国人客を招くユーザーに特に好評で、旅館やホテルでの使用も想定している。 表面は1mm以上の塗膜に覆われ、凹凸がないので、水や汚れが内部に浸透せず、簡単に拭き取れる。さらに通常で100度、仕様によっては200度までの高温に耐える。シックハウスの原因物質は一切使用していない。
「新たなサービスに、故人の着物などお客様の思い入れが深いものを使ったパネル製作を考えています」(鈴木富雄社長)
納期は1、2カ月ほど。現在、カタログを製作中で、今後は、展示会などを通じてアピールしていく。

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