室内を快適にする重要なキーワードの一つが換気。PM2.5などの空気汚染が深刻化する中、健康面に配慮した換気システムが人気を集めつつある。住居全体ではなく、必要な部屋に換気機能を取り入れられる、個別換気システムも注目の的だ。
14cm四方のコンパクトサイズ
運転音が静かなのも特徴
写真提供/東芝ライテック
給気形プロペラファンの例
微小粒子用フィルターでアレル物質などを捕集
写真提供/パナソニック
低コストの個別換気システム
24時間換気システムは大きく分けて2つ。セントラル換気システムと個別換気システムだ。
セントラル換気システムは、天井裏に換気ユニットとダクトを取り付け、家全体の換気を行うシステム。換気ユニット本体が天井裏に隠れるため、インテリアもすっきりとまとまる。
一方の個別換気システムは、浴室やリビング、トイレなど個別にファンをつけて換気を行うシステムだ。セ
ントラル換気システムに比べて換気設備機器のコストが低く、施工も比較的簡単。花粉やPM2.5などに対応した高機能な機器も登場しており、リフォームでも提案しやすい。

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